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この記事では、一般的なアパートのオーナーさんが固定費を削減できるかもしれない方法をお話しします。(すべてのケースに当てはまるわけではない)
管理会社に支払っている明細書を見てみましょう
すべての管理をオーナーさん自身が実施している場合、この記事にあることは役立ちませんので、先にお知らせしておきます。
アパートのオーナーさんは、一般的には不動産会社に「賃貸管理」と「建物管理」を委託していることが多いと思いますが、今回はこのうち「建物管理」の部分についての削減方法を提案します。
建物管理とは
建物管理とは、エレベーター、受水槽、清掃、消防点検など建物そのものに関係する部分の管理
賃貸管理は、入居者の入退去の管理です。
よくあるアパートの建物管理費用の内訳は
よく見るアパートって、2階建てで1階と2階に各3部屋とか4部屋が多くないでしょうか?(この記事の対象となるアパート)
一概には言えませんが、よく見るアパートの建物管理費用の内訳は「清掃」と「消防点検」の2つの業務を管理会社に委託しているケースが多いんです。
毎月の明細書を確認してみましょう
アパートのオーナーさんは、毎月、管理会社から送られてくる送金明細書を確認してみましょう。
明細書の中で「消防点検」とかの名称で支払っている金額を見てみましょう。
消防点検の内訳を管理会社に聞いてみましょう
送金明細書に「消防点検」の項目があったら、管理会社に「これはなんの点検費用なの?」と聞いてみましょう。
消防点検とは、消防法に定められた基準で建物に設置されている消防設備のことを言いますが、ほとんどのアパートに設置されている消防設備が「消火器」です。
もし、所有しているアパートの消防設備が「消火器だけ」という場合、固定費を大幅に削減できる可能性があります。
消火器の点検費用は
アパートの規模にもよりますが、一般的な6世帯(1階3部屋、2階3部屋)のアパートだと消火器が1階に1本、2階に1本設置されているイメージ(なんとなく)
おそらく、オーナーさんが毎月「消防点検」で支払っている金額は、消火器2本程度の点検費用でも5千円~8千円程度と推定できます。
5千円としたら、年間6万円、、7千円だと8万4千円です。
消火器だけなら自分で点検できる可能性大
建物の規模(面積など)にもよりますが、消火器の点検はオーナーさんが自分で点検可能なケースが圧倒的に多いんです。(自主点検)
製造から5年以内の消火器なら外観点検でよいことになっているから、物件所在地の消防署に問い合わせれば、自分で点検可能かどうか教えてもらえます。
国のパンフレットはこちら
点検したら報告もする
一般的なアパートの場合、半年ごとに消火器を点検して3年に1度は消防署に報告しなければなりません。
記入の方法がわからなければ、最寄りの消防署で教えてくれます。(予防関係の部署がいいでしょう)
消火器の金額は
設置する消火器は「家庭用」では×なので、消防設備として認定されている消火器を購入しましょう。
「10型」というタイプの消火器だと、4千円~7千円程度で購入可能なんで、例えば5千円で2本買えれば1万円です。(あたりまえだけど)
5年間の費用を見てみましょう!
先に書いたとおり、今まで年間6万円~8万円の消防点検費用を管理会社に支払っていたとしますね。(管理会社も消防設備業者に委託していることが多い)
5年間だと、30万円~40万円
消火器を自主点検にすると、5年間で1万円の費用で済む計算に!
5年間で29万円~39万円も固定費を削減できます。
ちなみに、外観点検で済むのは製造から5年までなんで、5年経過したら、また新しいものに買い替えればOKってことなります。
新しく消火器を購入すると古い消火器を無料で引き取ってくれる業者さんも多いです。(廃棄処分だけ依頼すると1本1000円程度の料金がかかると思います)
この記事のまとめ
所有するアパートの消防設備が消火器だけの場合は、「自主点検」にして固定費を削減しましょう!!
管理会社に問い合わせ→物件所在地の消防署に問い合わせ→消火器購入(設置も)→点検報告書作成→消防署に報告→半年ごとに点検→3年ごとに報告という流れになると思います。
物件が遠方のケースもあるかと思いますが、半年に1度くらい自分が所有するアパートを見に行くついでに消火器も点検してはどうでしょうか?(それも経費になりますし)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。