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この記事では、海洋散骨について書いてます。
50代にもなると一度くらいは、親や身内、自分の「お墓」の話が出てるのではないでしょうか。
お墓というのは宗教的な部分もあり、とても複雑なものだと感じていますが、近年「海洋散骨」という選択をする人が増えているようです。
お墓について少し調べてみました。
先祖代々の墓に誰が入れるのか
結論的には、お墓の継承者と墓地管理者の許可があれば誰でも入れるようです。
お墓の継承者とは、墓地の名義人(永代使用権者)で墓地の使用権を継いでいる人
埋葬にあたり墓地管理者の承諾(許可?)が必要になり、契約書や利用規約に納骨できる人の範囲が定まっているようです。(永代使用者の家族など)
慣習では
明治時代に「家制度」が制定されたことにより、先祖代々の墓には長男とその家族が入ることが一般的になりました。
二男、三男は分家の初代として新たにお墓を建てていました。
現在、「家制度」は廃止されています。
法律上は、お墓に入る人や承継する人について続柄を指定する規定はないようです。(故人が指定した人が継承者になる)
近年では、お墓にまつわる様々な問題があります。
お墓を建てない人が増えている
お墓を建てない(持たない)人が増えている背景にあるものは
お墓の継承者がいない
家族や先祖とのつながりであった「お墓」は、親、子、孫といった関係が続くことで受け継がれてきました。(それが一般的だった)
しかし、未婚率の増加や少子化などを理由に承継が困難になってきているようで、あととりに男の子がいない場合もお墓を建てないケースが多いようです。
また、核家族化の進行で家族関係が希薄化し、遺骨の引取やお墓の承継を拒否すること、離婚率の増加にも関係性があるのでしょう。
維持管理が困難
一般的に新しくお墓を建てる費用は200万~300万円と言われており、家族の負担は大きなものになります。高齢で亡くなる場合、それ以前に介護や葬儀で多額の費用が発生していることもありますから。(葬儀の平均費用は、120~150万円くらいと言われています)
お墓の場所が遠方の場合も、時間や費用の面で負担が大きくなります。故郷から離れた土地で仕事をして暮らす人も多いので、お墓参りも大変です。
どこのお墓に入るのか、、という問題もあるようで、例えば夫婦でも「嫁ぎ先のお墓に入りたくない」という声も、、
「墓じまい」という選択も増えてきているようです。
ここ数年で「散骨」という言葉をよく耳にするようになりました。
散骨とは
一般的に故人(亡くなった人)は火葬を行い遺骨となり、お墓に納骨して供養していきます。
散骨は、遺骨を粉末状まで砕き、海、山、空などに撒き自然に還す葬送(そうそう)方法で、近年、選択肢の一つとして注目されてます。
調べたところ、散骨というのは「海」で行う海洋散骨というのが一般的で、山や宇宙なども不可能ではないようですが、法的な縛りやルールが複雑なようです。
海洋散骨
一般社団法人日本海洋散骨協会のガイドラインによると、海洋散骨とは「祭祀(さいし)の目的をもって、故人の火葬したあとの焼骨(しょうこつ)を海洋上に散布すること」をいいます。
お墓を持てない、お墓に入れないなど様々な事情がある現代で、海洋散骨は「自分の死後は自然に還りたい」「大好きな海に眠りたい」といった故人の意思を尊重できる葬送方法といわれています。
メリット
海洋散骨のメリットは以下のようなものがあります
- 費用を抑えられる
- 維持費がかからない
- 居住地に縛られなくなる
- 宗教に関係ない
- 故人の意思を尊重できる
- お寺などが潰れる心配がない
デメリット
一方で海洋散骨にはデメリットもあります
- お墓参りや献花ができなくなる
- 遺骨を後世に残せない
- 散骨にはルールがあるため厳守した上で行う必要がある(海洋散骨の注意点参照)
お墓参りが「心のよりどころ」となっている人も多いと思います。
海洋散骨の費用
海洋散骨の費用は、5万円~20万円くらいが一般的なようです。
私の友人が2年ほど前に海洋散骨の会社を立ち上げました。
そこの代表的な料金プランは次のとおりです。
海洋代理散骨プラン
家族に代わりスタッフが海に散骨するタイプ
費用 約5.5万円
合同海洋散骨プラン
3名1組で複数の家族と乗り合いで出航するプラン
費用 約13万円
海洋散骨3名プラン
3名で船を貸切るプラン
費用 約16.5万円
海洋散骨家族プラン
6名までで船を貸切るプラン
費用 約22万円
上記以外にも、様々な海洋散骨に対応しており、真心のこもったサービスで口コミも上々です。(ペットの散骨にも対応)
SEAproductTENOHIRA ハワイでの海洋散骨にも対応(176,000円~)
遺骨は「手元供養」という形で、残しておくことも可能です。
手元供養品 15,400円~
粉骨 16,500円~(粉骨のみも可)
洗浄 27,500円~
海洋散骨フォトブック 8,800円~(8ページより)
海洋散骨の注意点
友人に聞いた話では、海洋散骨は法的には個人が行うことも可能だということです。しかし、海ならではの注意点も多いようで、例えば遺骨は当然細かく粉砕しなければならい(2ミリ以下)
漁業関係者とトラブルになる可能性もあり、基本的に喪服での散骨などはNGらしいです。
上記以外にも「海」ならではのルールがあるようですので、やはり専門業者に依頼するのが安心でしょう。
まとめ
個人的には、お墓の問題は各家庭によって異なるというのが結論です。
「お墓参り」という慣習も、50代以降の人では普通のことだと思いますし、故人やご先祖様を供養する特別な存在であることに疑いの余地はありません。
しかし、自分たちの子ども、孫、ひ孫、と代々お墓を継承していくことが現代では困難になりつつあります。
実際、何年間も遺骨をお墓に納骨せず色々と悩んだ結果、海洋散骨という選択をする人も少なくないようです。
家族会議でも簡単に決められることではない「お墓」の問題、、その選択肢の一つとして海洋散骨という葬送方法の紹介でした。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント
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